こんにちは。
私ごとですが、3か月ほど前から「大型自動二輪」の免許を取るべく岡山の免許センターに通っていました。
通っていたと言っても教習所ではなく、通称「一発試験」と呼ばれるものがあり、教習所で言う卒業試験のみを試験場で行う感じです。しかしながら、この試験がやたらと厳しく、教習所を卒業した人がいくら受けても受からないとされています。そのうわさが果たして本当かどうか?身をもって体験してきました。
私は、昨年5月に中型バイクの免許を取るために教習所に通い、何事もなくストレートに受かりました。そのイメージをもとに「一発試験」に臨むと、コースの半分もいかない所で「減点超過となりましたので、終了です。」とスピーカーからアナウンス。マジかっ!そんなに早く!
これが、警察官だけで構成された「一発試験」と言うものです。
何となく分かっていたつもりですが、そんなに厳しいんだ。こんなんでは、何回受けても受かる気がしない。自分の甘さに気づく。
こうなったら、徹底的に調べて練習するしかない。それから、毎日ネットで調べたり、夜な夜な練習したりと私なりにですが、とことん頑張りました。ここで一番の課題となったのが、一本橋です。47歳で運動不足の体ですので、15mの一本橋を歩くぐらい遅いスピードでわたるのは至難の業です。これを克服するためにバランスボールを買い、バイクに乗れない日は、部屋でこれに乗っていました。その効果があったのかは定かでありませんが、2か月ほどで、やっと、この一本橋が克服できました。まあギリギリでしたが・・・(笑)
ここまで、2か月半がたち試験は5回目も落ち、「もう嫌だ!」こんなの何回受けても受からない!
この頃の病んでた自分が伺える(笑)
そして、この時が来ました。とことん練習しての6回目。
合格しました!
この日は、少し早く行ったにもかかわらず、コースを確認しようとしたとたん、ザーッ!大雨となり、やむを得ず雨宿り、そこにいたおっちゃんが「バイクかな?大変じゃなぁ」と声をかけてきました。このおっちゃんが、何をしてたのかは分かりませんが、私も暇だったので、雨宿りがてら世間話をしていました。何気なく「ここの中央線の間隔って3mしかないよなぁ~」って話しかけてみると、何やらスマホに入った図面を見せてくれて、「ココからココまでは何mだよ」と全ての距離が記載されたもの見せてくれました。「おっちゃん何者でぇ?」と聞くと、「僕はここのコース専門で個人講習しとるんよ」へぇ~そうなんですか?試しに「ここの進路変更の位置が分からんのよ」と聞いてみると、聞いてもないことまで色々教えてくれました。
このことで、今まで謎だったことが全て解決!
そうしているさなか雨も上がり、コース確認に戻る。おっちゃんと話をしたことで、謎だったコースも頭にインプット!
今日はいけるかも?と思いながらチャレンジ!
この日、何とか合格することができました。おっちゃんありがとう。
んで、「うわさは本当か?」の結果ですが、私の判断から言えば本当です。
しかしながら、採点基準にはキッチリとした決まりがあります。例えば「必要な場合にニーグリップをしないとき」-10点や「指示速度よりおおむね5キロメートル毎時以上遅い速度で走行した場合」-10点など、その全ての減点数が決まっています。その決まりを理解する事で、何に失敗したから、何点引かれたかが分かります。もう一つはコースを理解することです。必ず下見に行き、白線破線が何mあるかを実際に測ってください。(※ネットで調べてもデタラメばかりです)これにより30m手前までに進路変更を終えておく位置が分かります。これを勉強しないまま(私のように)試験を受けても受かることはありません。もしこれから受けようとする方がいれば、これらのことをよく勉強してから試験に臨んでください。そしたらきっと合格できます。がんばって!
それから、話は変わりまして、実はもう一つ、願いごとを書いています。
病んでた時に一緒に書いていた願い事?です。
もう「買います。」って言っちゃってますが・・・(笑)
はやく叶うといいなぁ~。