古羅漢について


皆さんは、古羅漢(ふるらかん)という場所をご存じでしょうか?

大分県は、中津市の本耶馬渓にある景勝地です。

この隣の山には「羅漢寺」があり、そちらはリフトでも登れるようになっていますが、たいした高さではありませんので、時間がある方は歩いて登られるほうが、歴史をたくさん感じられます。

しかしながら、私のおすすめはそこではなく、古羅漢です。その独特な形から別名 “陸の軍艦島”とも呼ばれています。

リフトなどはありませんが、15~20分で登れる低山です。何より非常に面白い岩の形をしています。おそらく自然にできた山ではなく、ある程度は人によって掘られたものだと思いますが歴史を感じられます。この山はあまり整備されてない分、少し危ないところもありますが、十分に注意すれば問題ないでしょう。

↑おそらく、石仏が沢山並んでいただろう場所です。今ではここに並ぶ石仏は少なく、ポツポツとある程度でした。

↓こちらはさらに奥へ入った場所なので比較的荒らされていません。

↑ここまではハシゴで行き、この裏まで回ることができます。さらにこの崖の上にも登ってみたかったのですが、私には勇気がなく断念しました。この辺は砂岩のため、崩れやすいそうなので・・・。

こちらは「国東塔」と呼ばれ、遊歩道が整備されているので、歩いてくることもできます。

こういった歴史を後の世代へと大事に残したいですね。

では。